5日の主な要人発言(時間は日本時間)

5日13:34 豪準備銀行(RBA)声明
「インフレが妥当な期間内で確実に目標に戻るようにするためには、金融政策の幾分かの引き締めが必要になるかもしれない」
「それ(追加引き締め)は引き続き経済データとリスクがどのように進展するかによって決まる」
「インフレ率を目標に戻すという断固とした決意に変わりはなく、そのために必要なことを行っていく」
「今回の決定は、これまでの利上げの影響と経済見通しを評価するための時間をさらに確保するため」
「予測の中央値ではCPIは引き続き低下し、2025年後半には2-3%の目標範囲内に戻ると予想」
「豪経済はトレンドを下回る成長期にあり、これはしばらく続くと予想」
「これまでのところ中期的なインフレ予想はインフレ目標と一致しており、この状況を維持することが重要」
「失業率は現在の3.5%から来年後半にかけて徐々に4.5%程度まで上昇すると予想」
「中国経済の見通しにおいて不確実性が増加しており、不動産市場のストレスが続いている」

5日21:51 ウォーラー米連邦準備理事会(FRB)理事
「FRBの利上げ終了というにはもっとデータが必要」
「先週のデータは、雇用市場が軟化し始めていることを明らかに示した」
「失業率は1年前とほぼ同じなので、それほど大きな変化はない」
「景気後退はどこからともなく突然起こるショックによって引き起こされることがよくあるが、これまでのデータはかなり良好」
「やり遂げたと言うことに細心の注意を払いたい」
「多すぎることと少なすぎることのリスクはバランスが取れていると思う」
「もう一回利上げをしても経済が不況に陥るとは思わない」
「FRBが再び利上げするかどうかはデータが左右する」

5日23:36 メスター米クリーブランド連銀総裁
「労働市場はこれまでよりもバランスが取れてきているようだ」
「政策金利をやや引き上げる必要があるかもしれない」
「9月の次回の決定までにはまだ多くのデータと情報が得られるだろう」

6日02:12 ナーゲル独連銀総裁
「インフレ目標にはまだ達していない」
「ECBはデータに依存した金融政策アプローチをとっている」

※時間は日本時間


(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。