31日の主な要人発言(時間は日本時間)

31日10:45 中村日銀委員
「賃金上昇を伴う物価上昇の形成には至っていない」
「物価2%の持続・安定的な実現見通せる上昇に至ってない」
「好循環の形成、経済成長と賃金が増加する構造変革が必要」
「金融引き締めへの転換、まだ時間が必要」

31日16:07 シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事
「ユーロ圏の先行きは依然として極めて不透明」
「経済活動は目に見えて緩やかになっている」
「金利のピークがどこになるのか、また、金利がいつまで制限的な水準に保たれなければならないのかを予測することはできない」
「ユーロ圏は深刻な景気後退の瀬戸際にはない」

31日16:20 ボスティック米アトランタ連銀総裁
「過度な引き締めは無用な害を及ぼす」
「現在の金利スタンスは適切な制限的」
「インフレが加速するなら追加引き締めを支持」

31日16:48 ピル英中銀金融政策委員会(MPC)委員兼チーフエコノミスト
「英国のインフレは依然高すぎる」
「英国は特に、第2ラウンドのインフレ効果に直面」
「インフレに自己満足する余地はない」
「ヘッドラインレートが低下したにもかかわらず、インフレに注意すべきケースがある」
「インフレのいくつかの指標は、最近あまり穏やかではない」
「今後多くの政策が予定されている」
「インフレに関して仕事をやり遂げる必要がある」
「政策面で十分な努力をする必要がある」
「インフレ対策はやり過ぎの可能性もある」
「金融政策の一つの選択肢は金利の長期安定」
「インフレの力学が英国経済に埋め込まれてしまう危険性」
「金利についてはそのようなアプローチを支持する傾向がある」

31日18:37 ホルツマン・オーストリア中銀総裁
「現在の情報に基づけば、9月の利上げを否定はしないが、まだ決めてはいない」
「ターミナルレートに近づいているが、まだ到達していない可能性が高い」

31日20:36 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(7月27日分)
「見通しの悪化は、金融緩和が機能していることを示す」
「経済活動に下向きのサプライズが生じる可能性があるとの評価については、大筋で一致」
「全員が0.25%の利上げを支持」
「9月に集中しすぎないよう注意を促した」
「スタッフ予想では9月に追加利上げを実施する必要はないとの見解が示された」

31日23:38 ノバク露副首相
「ロシアはOPECプラスとさらなる行動を取ることで合意」

1日01:56 デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁
「最新の指標は第3四半期、おそらく第4四半期の減速を示唆している」
「インフレ率を2%の目標に戻すために努力を続ける必要」
「9月の決定はまだ議論の余地がある」
「今後数日間の指標がECBの決定の鍵となる」
「利上げプロセスの最終段階にいる」

※時間は日本時間


(中村)
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