欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、もみ合い

 14日の欧州外国為替市場でユーロドルは下げ渋り。20時時点では1.0735ドルと17時時点(1.0733ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りが上昇したことで全般ドル買いが強まると、一時1.0725ドルと日通し安値を付けた。もっとも、欧州中央銀行(ECB)の金利発表を控えて一方向にポジションを傾けづらく、一巡後は1.0730ドル台まで下値を切り上げた。
 
 なおオフショア人民元(CNH)は、中国が預金準備率(RRR)を0.25%引き下げたことが伝わると、対ドルでは一時7.2929元までドル高・元安が進んだが、反応は一時的だった。

 ドル円は小幅高。20時時点では147.32円と17時時点(147.28円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。米金利上昇に伴って一時147.39円付近まで買われたが、市場の注目がユーロに集まっていることもあり一段高にもならなかった。

 ユーロ円は20時時点では158.16円と17時時点(158.08円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。欧州金融イベントを前に引き続き158円台前半での推移となっている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:147.02円  147.46円
ユーロドル:1.0725ドル - 1.0752ドル
ユーロ円:157.92円 - 158.31円


(越後)
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