今日の株式見通し=軟調か 原油価格が上昇し米長期金利は高止まり
東京市場は軟調か。休場の間の米国株は15日が下落で18日が上昇。ダウ平均は15日が288ドル安、18日が6ドル高(34624ドル)と、15日の下げの度合いが大きかった。15日は10年債利回りが4.3%台に乗せたことで半導体株の下げが大きかった。18日は金利が低下したことで見直し買いが入ったものの、原油価格の上昇を受けてインフレ長期化への警戒がくすぶり、上値は重かった。ドル円は足元147円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて215円安の33065円、ドル建てが175円安の33105円で取引を終えた。
米国株はならしてみれば弱く、日本株にはネガティブな影響が及ぶと予想する。米長期金利の高止まりを受けて、半導体株を中心にグロース株が嫌われることになりそうだ。先週の日経平均は週間で900円超上昇しており、軟調スタートとなればリスク回避の動きも出てきやすい。ただ、米国では本日からFOMC(19~20日)が開催される。今回のFOMCでは利上げが見送られるとみられており、この点は一定程度相場を下支えすると期待できる。売りを序盤でこなした後は、様子見姿勢からこう着感の強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは33200円-33600円
米国株はならしてみれば弱く、日本株にはネガティブな影響が及ぶと予想する。米長期金利の高止まりを受けて、半導体株を中心にグロース株が嫌われることになりそうだ。先週の日経平均は週間で900円超上昇しており、軟調スタートとなればリスク回避の動きも出てきやすい。ただ、米国では本日からFOMC(19~20日)が開催される。今回のFOMCでは利上げが見送られるとみられており、この点は一定程度相場を下支えすると期待できる。売りを序盤でこなした後は、様子見姿勢からこう着感の強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは33200円-33600円