19日香港株=もみ合うか、FOMCの結果公表を前に様子見

 19日の香港市場はもみ合うか。米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を米現地時間の20日午後に控え、様子見ムードが広がりそうだ。原油高によるインフレ再燃で米連邦準備理事会(FRB)が政策金利を長期にわたって高く維持するとの観測が強まっている。19-20日に開かれる今回のFOMCでは政策金利の据え置きが確実視されているが、年内の利上げ見通しを巡り、20日に公表される経済・金利見通しや、声明文、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長記者会見に注目が集まっている。

 一方、香港市場は前日まで3営業日続落し、終値で心理的節目の18000ポイントを割り込み、8月23日以来およそ1カ月ぶりの安値をつけた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を買い戻す動きがある相場をある程度支えるだろう。

 18日のNY市場でダウ平均は6米ドル高と小反発。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も0.01%高と小反発した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、HSBC(00005)、AIAグループ(01299)、テンセント(00700)、アリババ集団(09988)などが香港終値を上回った半面、中国建設銀行(00939)や中国平安保険(02318)などが下回って引けた。
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