東京外国為替市場概況・10時 ドル円、下げ渋り

 19日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。10時時点では147.64円とニューヨーク市場の終値(147.61円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りがやや低下して始まった一方で本邦長期金利が上昇すると、9時過ぎには一時147.51円までドル安・円高が進んだ。しかしながら3連休明けの本邦勢を中心に買いが集まり、147.73円まで買い戻され、その後も下げ渋った。

 ユーロドルは頭を抑えられる。10時時点では1.0688ドルとニューヨーク市場の終値(1.0692ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の低下で一時1.0697ドルまで上昇したが、前日高値1.0699ドルの上1.0700ドルには今週カットのオプションが多数あるため、それらに絡んだ売りなどで頭が抑えられた。

 ユーロ円はもみ合い。10時時点では157.80円とニューヨーク市場の終値(157.82円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇に連れて157.93円まで強含んだが、前日高値157.94円を超えることが出来ず157円後半でもみ合い。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.51円 - 147.73円
ユーロドル:1.0686ドル - 1.0697ドル
ユーロ円:157.66円 - 157.93円


(松井)
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