欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、小幅高

 19日の欧州外国為替市場でドル円は小幅高。22時時点では147.78円と20時時点(147.66円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.35%台まで上昇したことで、147.80円前後まで強含みに推移した。8月米住宅着工件数は市場予想より弱い結果となった一方、同建設許可件数は予想を上回るなど、米住宅関連指標は強弱まちまちな内容だった。

 ユーロドルは小安い。22時時点では1.0699ドルと20時時点(1.0700ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。ポジション調整の買いで一時1.0718ドルまで上値を伸ばしたものの、米10年債利回りが上昇した影響もあって買いの勢いも限られた。

 ポンドドルは一時1.2425ドルまで、ポンド円は一時183.49円まで上値を伸ばした。
  豪ドル/ドルは一時0.6474ドルまで、豪ドル円は一時95.64円まで上値を伸ばした。

 ユーロ円は22時時点では158.11円と20時時点(158.00円)と比べて11銭程度のユーロ高水準だった。ドル円やユーロドルの上昇につれて、一時158.28円まで上値を伸ばした。
 
 加ドル円は110.38円、ドル/加ドルは1.3381加ドルまで加ドル高に推移した。カナダの8月消費者物価指数(CPI)は前年比+4.0%と発表され、予想の同比+3.8%や7月の同比+3.3%を上回った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.51円 - 147.89円
ユーロドル:1.0675ドル - 1.0718ドル
ユーロ円:157.66円 - 158.28円

(山下)
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