NY株見通し-翌日のFOMC結果公表を控え引き続き様子見か

 今晩は引き続き様子見か。昨日は水曜日の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を控えて様子見姿勢が強まり主要3指数がそろってほぼ横ばいとなった。先週木曜日に331ドル高、金曜日に288ドル安となったダウ平均は先週末水準を挟んだ狭い範囲でもみ合い、6.06ドル高(+0.02%)とほぼ変わらずで終了した。CMEのフェド・ウォッチによると今回のFOMCでの政策金利据え置き確率が99%と、利上げ見送りが確実視されているが、11月FOMCでの利上げ確率は約29%となっており、年内の追加利上げの可能性が意識されている。

 今晩は引き続き様子見か。水曜日に結果が公表されるFOMCでは利上げ見送りが予想されているものの、先行きの見通しを巡り、声明文や経済見通し、メンバーの金利予想(ドットプロット)、パウエルFRB議長の記者会見が注目される。市場では2024年半ばの利下げ転換が期待されているが、利上げ継続に積極的な内容となればショック安も予想され、FOMCの結果待ちの展開が続きそうだ。

 今晩の米経済指標は8月住宅着工件数、8月建設許可件数など。企業決算は寄り前にオートゾーンが発表予定。(執筆:9月19日、14:00)
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