欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、失速

 20日の欧州外国為替市場でドル円は失速。20時時点では147.87円と17時時点(148.14円)と比べて27銭程度のドル安水準だった。17時前に148.17円まで年初来高値を更新したものの、今晩に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控える中で買いの勢いも長続きせず、その後は147.80円台まで失速した。政府・日銀による円買い介入への警戒感や時間外の米10年債利回りが4.33%台まで低下していることも重しとなった。

 ユーロドルは買い戻し。20時時点では1.0703ドルと17時時点(1.0690ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下に伴って買い戻しが入り、1.0705ドルの高値まで反発。欧州株高を支えにしたリスクオンの買いも入った。

 ユーロ円は20時時点では158.26円と17時時点(158.37円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。ドル円と同様に買い一服となった一方、ユーロドルが上昇した影響も同時に受けたため、下押しも限られた。


本日こまでの参考レンジ
ドル円:147.69円 - 148.17円
ユーロドル:1.0673ドル - 1.0705ドル
ユーロ円:157.77円 - 158.43円

(岩間)
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