今日の株式見通し=軟調か 米国株は買い先行もFOMC結果受け下落

 東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は76ドル安の34440ドルで取引を終えた。FOMCでは市場予想通りに政策金利は据え置かれたが、年内の追加利上げの可能性が示されるなどタカ派的な印象。これを受けハイテク株を中心に売りが強まった。ドル円は足元148円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて95円安の32795円、ドル建てが55円安の32835円で取引を終えた。

 米国株の下落を受け、日本株は売り先行となり、その後もマイナス圏での動きが続くと予想する。米国株は買い先行もFOMCの結果を受けて下げに転じており、引け味は悪かった。ナスダック総合が1.5%安とやや大きめの下げとなり、SOX指数も1.7%下落となった。きょうも半導体株を中心にグロース株が嫌われることになりそうだ。きのうは日本株下落のなかでも物色面でバリュー株からグロース株優位に変化する兆しがみられたが、その流れは続かないだろう。逆にバリュー株に資金が向かうかに注目したい。日経平均の予想レンジは32600円-32950円
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