東京外国為替市場概況・17時 ドル円、上昇
22日の東京外国為替市場でドル円は上昇。17時時点では148.26円と15時時点(148.08円)と比べて18銭程度のドル高水準だった。植田日銀総裁が記者会見で「大幅な物価上振れが現時点で生じているとは思っていない」「YCC柔軟化の効果がどのくらい表れているのか、見極めは時期尚早」などと発言。現在の緩和策を維持する姿勢を改めて示したことを受けて円売りが優勢となり、148.42円まで上昇して昨日高値148.46円に迫った。なお植田総裁は「物価目標の実現が見通せれば、YCC撤廃、マイナス金利解除を検討」とも発言している。
ユーロドルは下げ渋り。17時時点では1.0647ドルと15時時点(1.0648ドル)と0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。9月仏製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想を下回ったことに反応して1.0615ドルまで下落して本日安値を更新するも、3月17日安値1.0608ドルを前に下げ渋り。その後は9月独製造業・サービス部門PMIが予想を上回ったことから、1.0652ドル前後まで切り返した。
ユーロ円は乱高下。17時時点では157.86円と15時時点(157.68円)と比べ18銭程度のユーロ高水準だった。日銀総裁会見中の円売りの流れに沿って158.28円まで上昇するも、仏製造業・サービス業のPMIに反応して157.42円前後まで反落。ただ、その後は独製造業・サービス業のPMIに反応して157.90円台まで反発するなど、荒い値動きとなった。
本日こまでの参考レンジ
ドル円:147.51円 - 148.42円
ユーロドル:1.0615ドル - 1.0668ドル
ユーロ円:157.12円 - 158.28円
(川畑)
ユーロドルは下げ渋り。17時時点では1.0647ドルと15時時点(1.0648ドル)と0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。9月仏製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想を下回ったことに反応して1.0615ドルまで下落して本日安値を更新するも、3月17日安値1.0608ドルを前に下げ渋り。その後は9月独製造業・サービス部門PMIが予想を上回ったことから、1.0652ドル前後まで切り返した。
ユーロ円は乱高下。17時時点では157.86円と15時時点(157.68円)と比べ18銭程度のユーロ高水準だった。日銀総裁会見中の円売りの流れに沿って158.28円まで上昇するも、仏製造業・サービス業のPMIに反応して157.42円前後まで反落。ただ、その後は独製造業・サービス業のPMIに反応して157.90円台まで反発するなど、荒い値動きとなった。
本日こまでの参考レンジ
ドル円:147.51円 - 148.42円
ユーロドル:1.0615ドル - 1.0668ドル
ユーロ円:157.12円 - 158.28円
(川畑)