NY株見通し-神経質な展開か 経済指標はは9月消費者信頼感指数、8月新築住宅販売率など

 今晩は神経質な展開か。昨日は米10年債利回りの上昇や、政府機関の閉鎖リスク、全米自動車労組(UAW)のストライキの影響などが懸念され軟調に推移する場面もあったが、終盤に買い戻され主要3指数がそろって5日ぶりに反発した。ただ、9月月初来ではダウ平均が2.06%安、S&P500が3.78%安、ナスダック総合が5.44%安となった。

 今晩は引き続き神経質な展開か。月初から大きく下落したことで月末を控えた持ち高調整の買いが期待されるもの、米国債利回りが上昇が続いていることや、政府債務上限問題、UAWのストライキの影響などが引き続き上値の圧迫要因となりそうだ。発表される経済指標などを受けた米国債利回りを睨んだ神経質な展開となりそうだ。

 今晩の米経済指標は9月消費者信頼感指数、8月新築住宅販売率など。企業決算は寄り前にシンタス、引け後にコストコ・ホールセールが発表予定。(執筆:9月26日、14:00)
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