ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、もみ合い

 26日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。24時時点では148.83円と22時時点(148.79円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。23時発表の9月米消費者信頼感指数と8月米新築住宅販売件数は予想を下回った一方、9月米リッチモンド連銀製造業指数は予想を上回るなど強弱入り混じる結果となったため、相場の反応は限られた。22時以降の値幅は19銭程度と小さい。

 ユーロドルは頭が重い。24時時点では1.0583ドルと22時時点(1.0605ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ安水準となった。米長期金利の指標である米10年債利回りが上昇に転じるとユーロ売り・ドル買いがじわりと強まった。ユーロ圏景気の減速懸念からユーロ売りが出やすい面もあった。

 ユーロ円はさえない。24時時点では157.53円と22時時点(157.80円)と比べて27銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの下落につれた売りが出て一時157.47円付近まで下押しした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.71円 - 149.19円
ユーロドル:1.0570ドル - 1.0609ドル
ユーロ円:157.38円 - 157.93円


(中村)
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