ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円 小動き

 26日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小動き。2時時点では148.92円と24時時点(148.83円)と比べて9銭程度のドル高水準。148円後半の狭いレンジ内で振幅している。米10年債利回りが再び上昇に転じた動きが支えとなるも、日本政府・日銀の介入懸念で積極的に上値を追う展開にもなりにくく、値動きは乏しい。

 ユーロドルは上値が重い。2時時点では1.0569ドルと24時時点(1.0583ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準。米長期金利の上昇も重しに1.0568ドルまで安値を更新した。ユーロ圏の景気懸念とドル高地合いの継続で、ユーロドルの下方向への警戒感は払しょくされていない。ホルツマン・オーストリア中銀総裁の「さらなる利上げは排除できない」「インフレの上振れリスクは依然として存在する」などの発言が伝わったが反応は見られなかった。

 ユーロ円はじり安。2時時点で157.40円と24時時点(157.53円)と比べて13銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの下げにつられ、わずかながら157.37円まで安値を更新し、安値圏で軟調な動きとなっている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.71円 - 149.19円
ユーロドル:1.0568ドル - 1.0609ドル
ユーロ円:157.37円 - 157.93円

(金)
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