東京外国為替市場概況・17時 ドル円、伸び悩み

 27日午後の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。17時時点では149.03円と15時時点(149.08円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。15時30分前には一時149.15円まで値を上げたものの、昨日高値の149.19円が目先のレジスタンスとして意識されるとやや頭が重くなった。時間外の米中長期金利が大きく低下していることも重しとなったようだ。

 ユーロドルは下値が堅い。17時時点では1.0565ドルと15時時点(1.0560ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。東京午後に一時1.0555ドルまで下げたが、米金利低下を支えに一巡後はショートカバーが入り1.0574ドルまで持ち直した。

 ユーロ円は17時時点では157.45円と15時時点(157.43円)と比べて2銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの買い戻しを支えに157.62円と日通し高値を付けたが、ドル円が伸び悩んだ影響も受けたため上値は限られた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:148.86円 - 149.15円
ユーロドル:1.0555ドル - 1.0574ドル
ユーロ円:157.31円 - 157.62円


(越後)
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