今日の株式見通し-軟調か 長期金利の上昇が止まらず米国株は大幅安
東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は430ドル安の33002ドルで取引を終えた。8月JOLTS求人件数が強い内容となったことで、長期金利が上昇。10年債利回りは4.8%台に乗せる場面もあり、金融引き締め長期化への警戒から株売りの流れが強まった。ドル円は150円台に乗せた後に147円台まで円高が進むなど乱高下しており、足元では149円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて450円安の30750円、ドル建てが415円安の30785円で取引を終えた。
雇用指標が米長期金利の上昇要因となり、米国株は大幅安。為替も値動きが荒くなっており、リスク回避の動きが加速するだろう。CME225先物からは、日経平均はスタートから31000円を割り込む展開が想定される。金利上昇でグロース株は買えないし、為替のボラティリティが高まっていることから輸出関連も手がけづらい。バリュー株は相場の変調が意識されて足元では大きく崩れており、値ごろ感が出てきても資金の振り向け先がない。週末の米雇用統計に対する警戒も高まりやすく、水準を切り下げて始まった後も下押し圧力の強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは30500円-30950円
雇用指標が米長期金利の上昇要因となり、米国株は大幅安。為替も値動きが荒くなっており、リスク回避の動きが加速するだろう。CME225先物からは、日経平均はスタートから31000円を割り込む展開が想定される。金利上昇でグロース株は買えないし、為替のボラティリティが高まっていることから輸出関連も手がけづらい。バリュー株は相場の変調が意識されて足元では大きく崩れており、値ごろ感が出てきても資金の振り向け先がない。週末の米雇用統計に対する警戒も高まりやすく、水準を切り下げて始まった後も下押し圧力の強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは30500円-30950円