ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、高値圏でもみ合い

 18日のニューヨーク外国為替市場でドル円は高値圏でもみ合い。2時時点では149.82円と24時時点(149.78円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.92%台半ばまで上昇すると再び149.89円まで買われたものの、3日以来の150円台を目指すほどの勢いは出なかった。その後、米金利が高止まりするなかで下押しも149.77円付近までと限られた。

 ユーロドルは下落が一服。2時時点では1.0537ドルと24時時点(1.0537ドル)とほぼ同水準となった。米長期金利の上昇幅拡大が重しとなり、一時1.0523ドルまでユーロ安ドル高が進行。ただ16日安値1.0507ドルから13日安値1.0496ドルが目先の支持帯として意識されると、持ち高調整の買い戻しが見られた。

 ユーロ円は下げ渋り。2時時点では157.86円と24時時点(157.83円)と比べて3銭程度のユーロ高水準。地合い弱い米国株相場を眺めて、157.69円までユーロ売り円買いが進んだ。もっとも一巡後はユーロドルにつれて157.80円台まで下値を切り上げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.49円 - 149.89円
ユーロドル:1.0523ドル - 1.0594ドル
ユーロ円:157.69円 - 158.54円


(小針)
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