ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、底堅い

 18日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。4時時点では149.89円と2時時点(149.82円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。米20年債入札の後に長期金利が上昇幅を縮めた場面でも、下押しは149.74円前後までと限られた。米金利の調整が一巡すると再びドル買いが強まり、149.90円まで日通し高値を更新している。

 ユーロドルは上値が重い。4時時点では1.0536ドルと2時時点(1.0537ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準となった。ドル円と同様に米長期金利の上げ幅縮小でドル売り戻しに振れ、一時1.0554ドルまで反発。もっとも、米金利先高観が強まったままの中でドル安の流れは続かず、一巡後は1.0530ドル台まで上値を切り下げた。

 ユーロ円は伸び悩み。4時時点では157.92円と2時時点(157.86円)と比べて6銭程度のユーロ高水準。米株の下げ幅縮小を眺めて158.06円までユーロ買い円売り戻しが進んだ。もっともその後、米株が再び弱含むと157.90円付近まで上値を切り下げている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.49円 - 149.90円
ユーロドル:1.0523ドル - 1.0594ドル
ユーロ円:157.69円 - 158.54円


(小針)
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