東京外国為替市場概況・15時 ドル円、小幅高

 25日午後の東京外国為替市場でドル円は小幅高。15時時点では149.85円と12時時点(149.80円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.82%台で推移し、日米株価指数が堅調に推移しているものの、150円台では本邦通貨当局によるドル売り・円買い介入への警戒感が払拭されないこと、本日のNYカットオプションが150円に37億ドル控えていることなどで、149円台後半での動きづらい展開が続いた。

 ユーロドルは小幅安。15時時点では1.0601ドルと12時時点(1.0603ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。ポジション調整の買いで、一時1.0607ドルまでわずかに上値を伸ばしたものの、26日のNYカットオプション1.0600ドルが値動きを抑える展開となった。

 ユーロ円は15時時点では158.85円と12時時点(158.84円)と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。日米株価指数が堅調に推移していることで、158円台後半で底堅く推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.80円 - 149.92円
ユーロドル:1.0589ドル - 1.0607ドル
ユーロ円:158.69円 - 158.94円

(山下)
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