東京外国為替市場概況・17時 ドル円、底堅い

 25日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。17時時点では154.53円と15時時点(154.26円)と比べて27銭程度のドル高水準だった。東京午後からの買い戻しの流れが継続し、15時30分前後には一時154.51円まで上値を伸ばした。時間外の米10年債利回りが4.32%台まで低下幅を拡大すると154.15円付近まで伸び悩む場面があったが、下値は限定的。17時過ぎには154.66円まで日通し高値を伸ばし、週明け早朝にできた窓をほぼ埋める動きとなっている。

 ユーロドルは上値が重い。17時時点では1.0451ドルと15時時点(1.0479ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ安水準だった。しばらくは1.04ドル台後半での推移が続いていたが、欧州勢が参入するとドルの買い戻しが強まったため1.0450ドル付近まで失速している。

 ユーロ円は17時時点では161.51円と15時時点(161.65円)と比べて14銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の買い戻しにつれて162.00円まで上値を伸ばしたが、ユーロドルが下落した影響から次第に上値が重くなった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:153.55円 - 154.66円
ユーロドル:1.0429ドル - 1.0501ドル
ユーロ円:160.99円 - 162.00円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。