ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、もみ合い

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。24時時点では140.90円と22時時点(140.78円)と比べて12銭程度のドル高水準だった。欧州の主要市場がイースターマンデーの祝日で休場となる中、値動きは限定的だった。
 なお、23時発表の3月米景気先行指標総合指数は前月比0.7%低下と予想の0.5%低下を下回ったものの、相場の反応は限られた。

 ユーロドルは弱含み。24時時点では1.1497ドルと22時時点(1.1542ドル)と比べて0.0045ドル程度のユーロ安水準だった。欧州の主要市場が休場で取引参加者が少ない中、ユーロ売り・ドル買いがじわりと強まった。
 なお、トランプ米大統領は自身のSNSに「今すぐ金利を引き下げない限り、経済は減速する可能性がある」と投稿し、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長に対し早期利下げを改めて要求した。

 ユーロ円は頭が重い。24時時点では162.00円と22時時点(162.49円)と比べて49銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの下落につれた売りが出た。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.48円 - 142.25円
ユーロドル:1.1383ドル - 1.1573ドル
ユーロ円:161.65円 - 162.67円


(中村)
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