ニューヨーク外国為替市場概況･2時　動意薄

　21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は動意が鈍い。2時時点では140.83円と24時時点（140.90円）と比べて7銭程度のドル安水準。全般ドル売りが一段し、ドル円も下げ渋るも引き続き戻りを141円近辺で抑えられ、140円後半でのこう着相場が続いている。

　ユーロドルは底堅い。2時時点では1.1509ドルと24時時点（1.1497ドル）と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準。大幅上昇の反動を1.1481ドル近辺にとどめると、1.15ドル前半に持ち直し底堅さを維持。ユーロはドルの信認低下の受け皿となっており、最近主要通貨のなかで堅調さが目立っている。

　ユーロ円は小動き。2時時点で162.08円と24時時点（162.00円）と比べて8銭程度のユーロ高水準。161円後半で下げ渋り、162円前半で小幅の上下に始終した。ダウ平均は1100ドル超安まで暴落したが、反応は限定的。

本日これまでの参考レンジ
ドル円：140.48円　-　142.25円
ユーロドル：1.1383ドル　-　1.1573ドル
ユーロ円：161.65円　-　162.67円


（金）