東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下げ幅拡大

 25日の東京外国為替市場でドル円は下げ幅を拡大した。12時時点では153.76円とニューヨーク市場の終値(154.78円)と比べて1円2銭程度のドル安水準だった。ゴトー日(5・10日)の東京仲値を通過すると再び売り圧力が強まった。米長期金利の低下基調も重しとなり、9時台につけた153.82円を下抜けて153.55円まで日通し安値を更新した。

 ユーロ円は下値を試した。12時時点では161.24円とニューヨーク市場の終値(161.24円)とほぼ同水準だった。仲値付近でつけた161.66円を戻り高値に、ドル円の下落に引きずられて売り優勢となった。堅調な日経平均も支えとならず、一時160.99円まで下値を広げた。
 他クロス円も、ポンド円が193.50円、豪ドル円が100.37円まで外貨安・円高に振れている。

 ユーロドルは底堅い。12時時点では1.0487ドルとニューヨーク市場の終値(1.0418ドル)と比べて0.0069ドル程度のユーロ高水準だった。下押しも1.0470ドル台に留まり、1.0480ドル台でじり高となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.55円 - 154.51円
ユーロドル:1.0429ドル - 1.0501ドル
ユーロ円:160.99円 - 161.93円


(小針)
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