東京外国為替市場概況・15時 ドル円、上げ幅拡大

 22日午後の東京外国為替市場でドル円は上げ幅を拡大。15時時点では154.70円と12時時点(154.39円)と比べて31銭程度のドル高水準だった。後場の日経平均株価が高値圏で堅調に推移したことや全般ドル高が進んだことを支えに、一時154.77円まで上値を伸ばした。
 WSJ紙は、トランプ次期大統領がケビン・ウォーシュ氏を財務長官に起用し、後に連邦準備制度理事会(FRB)議長に指名する可能性を検討していると報じた。

 ユーロドルは小安い。15時時点では1.0464ドルと12時時点(1.0473ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。全般ドル買い圧力が高まるなか、一時1.0462ドルまでわずかに下値を広げ、昨日安値に面合わせした。また、ポンドドルは1.2565ドル、豪ドル米ドルは0.6487米ドルまで下落している。

 ユーロ円は15時時点では161.88円と12時時点(161.69円)と比べて19銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が堅調に推移したことで、161.96円までつれ高となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.97円 - 154.77円
ユーロドル:1.0462ドル - 1.0478ドル
ユーロ円:161.20円 - 161.96円


(山下)
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