東京外国為替市場概況・12時 ドル円、年初来高値更新

 26日の東京外国為替市場でドル円は年初来高値を更新。12時時点では150.43円とニューヨーク市場の終値(150.23円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。円買い介入への警戒感が漂う中、時間外の米10年債利回りが一時4.96%台に上昇したほか、アジア株安を背景としたリスク回避のドル買いの流れを受け、昨年10月以来となる150.44円まで上昇した。

 ユーロドルは軟調。12時時点では1.0545ドルとニューヨーク市場の終値(1.0566ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。全般的なドル買いの流れに押され、一時1.0544ドルまで下押しした。また、ポンドドルは4日以来となる1.2080ドルまで下げている。

 ユーロ円は様子見。12時時点では158.65円とニューヨーク市場の終値(158.75円)と比べて10銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇とユーロドルの下落に挟まれ、主に158.60円台で方向感が定まらない展開となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.04円 - 150.44円
ユーロドル:1.0544ドル - 1.0574ドル
ユーロ円:158.52円 - 158.78円


(川畑)
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