ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロドル、下げ渋り

 26日のニューヨーク外国為替市場で、ユーロドルは下げ渋り。4時時点では1.0561ドルと2時時点(1.0528ドル)と比べて0.0033ドル程度のユーロ高水準だった。米7年債入札後に債券を買う動き(金利は低下)が強まり、同10年債利回りは4.84%付近まで低下。米金利低下を支援にユーロドルは1.0565ドル前後までユーロ高・ドル安方向へ反発した。

 ユーロ円も上昇。4時時点では158.80円と2時時点(158.37円)と比べて43銭程度のユーロ高水準だった。ユーロ円も買い戻され、158.90円まで本日高値を更新した。一時290ドルほど下げていたダウ平均が30ドル安付近まで下落幅を縮小するなど米株の下げ渋りもリスク回避の円買い緩和に寄与した。

 ドル円はもみ合い。4時時点では150.37円と2時時点(150.42円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。ユーロなど他通貨に対してドルも円も軟化したこともあり、ドル円は150円前半から半ばのさほど大きくないレンジで上下した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.96円 - 150.78円
ユーロドル:1.0524ドル - 1.0574ドル
ユーロ円:158.10円 - 158.90円

(関口)
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