ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、強含み

 27日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは強含み。24時時点では1.0578ドルと22時時点(1.0556ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ高水準となった。中東カタールの衛星放送局アルジャジーラが「カタールの仲介で、イスラエルとハマスは停戦協定の実現に向けて急速に交渉を進めている」と報じると、中東情勢への懸念が和らぎユーロ買い・ドル売りで反応。23時過ぎに一時1.0595ドルと日通し高値を更新した。ただ、10月米ミシガン大学消費者態度指数確報値が63.8と予想の63.0を上回ったことが分かると若干伸び悩んだ。

 ドル円は軟調。24時時点では149.62円と22時時点(149.87円)と比べて25銭程度のドル安水準だった。全般ドル売りが先行した流れに沿って一時149.55円と日通し安値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時106.32まで低下した。

 ユーロ円はもみ合い。24時時点では158.27円と22時時点(158.20円)と比べて7銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.55円 - 150.41円
ユーロドル:1.0535ドル - 1.0595ドル
ユーロ円:158.00円 - 158.89円


(中村)
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