東京外国為替市場概況・15時 ユーロ円、下げ渋り

 30日午後の東京外国為替市場でユーロ円は下げ渋り。15時時点では158.04円と12時時点(158.06円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。日経平均株価が450円超安まで下げ幅を広げた場面では一時157.91円と本日安値を更新した。もっとも、先週末安値の157.89円が目先のサポートとして意識されると、株価が引けにかけて下げ渋ったこともあり158円台を回復した。

 ドル円はもみ合い。15時時点では149.64円と12時時点(149.64円)とほぼ同水準だった。日本株安でクロス円が売られると小幅に下押ししたが、動き自体は鈍かった。日米金融イベントを今週控える中で値動きは鈍い。

 ユーロドルは15時時点では1.0561ドルと12時時点(1.0562ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。欧州勢の本格参入を前に動意は薄い。なお、29日から欧州市場は冬時間に入ったため、本日から株式・債券相場の開始や経済指標の発表は1時間遅くなる。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.49円 - 149.82円
ユーロドル:1.0555ドル - 1.0578ドル
ユーロ円:157.91円 - 158.24円


(越後)
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