ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、151円台乗せ

 31日のニューヨーク外国為替市場でドル円はしっかり。24時時点では151.25円と22時時点(150.93円)と比べて32銭程度のドル高水準だった。7-9月期米雇用コスト指数や8月米ケース・シラー住宅価格指数、10月米消費者信頼感指数が予想を上回ったことが伝わると全般ドル買いが進んだ。節目の151.00円を上抜けて一時151.33円と昨年10月以来1年ぶりの高値を更新した。

 ユーロドルは弱含み。24時時点では1.0602ドルと22時時点(1.0623ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準となった。良好な米経済指標が相次いだことで全般ドル買いが優勢になると、1.0595ドル付近まで下押しした。ただ、アジア時間に付けた日通し安値1.0591ドルが目先サポートとして働くと下げ渋った。
 なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時106.56まで上昇した。

 ユーロ円はもみ合い。24時時点では160.36円と22時時点(160.34円)と比べて2銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.03円 - 151.33円
ユーロドル:1.0591ドル - 1.0675ドル
ユーロ円:158.12円 - 160.85円


(中村)
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