東京外国為替市場概況・12時 ユーロ円、下げ渋り

 3日の東京外国為替市場でユーロ円は下げ渋り。12時時点では159.79円とニューヨーク市場の終値(159.81円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。目立った動きはないものの、総じて堅調なアジア株を眺めて底堅い印象。一時159.80円台まで下値を切り上げた。
 なおオフショア人民元(CNH)円は20.55円付近までじり高。この日発表された10月中国Caixinサービス部門PMIは50.4と予想を下回ったものの、前回50.2からはやや改善された。

 ユーロドルは小じっかり。12時時点では1.0626ドルとニューヨーク市場の終値(1.0622ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。1.0610ドル台で下値の堅さを確認すると1.0629ドルまで強含んだ。また、ポンドドルも1.2180ドル台から1.22ドル台まで持ち直している。

 ドル円は伸び悩み。12時時点では150.37円とニューヨーク市場の終値(150.45円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。本邦祝日で動意は鈍いままだが、ドルが欧州通貨に対し弱含むなかで対円でも上値の重さが続いた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.32円 - 150.55円
ユーロドル:1.0615ドル - 1.0629ドル
ユーロ円:159.60円 - 159.88円


(小針)
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