ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、弱含み

 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は弱含み。24時時点では150.85円と22時時点(151.10円)と比べて25銭程度のドル安水準だった。NY勢の本格参入後は全般にドル売りが先行。米長期金利の上昇も一服するなか、150.80円台までやや売りに押された。
 なお、前週分の新規失業保険申請件数は21.7万件となり、ほぼ市場予想(21.8万件)通りの結果となった。

 ユーロドルは買い戻し。24時時点では1.0724ドルと22時時点(1.0690ドル)と比べて0.0034ドル程度のユーロ高水準となった。ドル売りの流れに沿って昨日高値の1.0716ドルを上抜け、一時1.0725ドルまで値を上げた。
 また、米ドルカナダドルは1.3761カナダドルの安値まで米ドル安・カナダドル高が進行。原油先物価格の上昇も産油国通貨であるカナダドルを下支えした。

 ユーロ円は4時時点では161.78円と22時時点(161.54円)と比べて24銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇につれて底堅く推移し、2008年8月以来の高値となる161.80円まで値を上げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.77円 - 151.19円
ユーロドル:1.0681ドル - 1.0725ドル
ユーロ円:161.45円 - 161.80円

(岩間)
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