今日の株式見通し-小動きか 米国株はCPIの発表を前に様子見ムード
東京市場は小動きか。米国株はまちまち。ダウ平均が上昇した一方、S&P500とナスダックは下落した。ダウ平均は54ドル高の34337ドルで取引を終えた。10月消費者物価指数(CPI)の発表を前に、様子見姿勢の強い地合いとなった。ドル円は足元151円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて210円高の32780円、ドル建てが220円高の32790円で取引を終えた。
米国株は3指数の方向性がそろっておらず、日本株は動きづらい展開を予想する。国内はきょうで決算発表が概ね一巡することもあり、個別に材料がある銘柄以外は積極的な売買が手控えられそうだ。CME225先物は強めのスタートを示唆している。きのうの日経平均は米国株高を受けて高く始まった後、大きく失速したが、これに関しては、ムーディーズが米国債の格付け見通しを引き下げたことへの警戒が強まった可能性がある。この場合、13日の米国株が落ち着いた動きであったことは安心材料となるため、きのう値を消した分を修正する動きが出てくることは期待できる。ただ、それでも米CPIの発表を前に手がけづらさは意識されることから、高く始まったとしても上値追いには慎重となるだろう。日経平均の予想レンジは32600円-32800円。
米国株は3指数の方向性がそろっておらず、日本株は動きづらい展開を予想する。国内はきょうで決算発表が概ね一巡することもあり、個別に材料がある銘柄以外は積極的な売買が手控えられそうだ。CME225先物は強めのスタートを示唆している。きのうの日経平均は米国株高を受けて高く始まった後、大きく失速したが、これに関しては、ムーディーズが米国債の格付け見通しを引き下げたことへの警戒が強まった可能性がある。この場合、13日の米国株が落ち着いた動きであったことは安心材料となるため、きのう値を消した分を修正する動きが出てくることは期待できる。ただ、それでも米CPIの発表を前に手がけづらさは意識されることから、高く始まったとしても上値追いには慎重となるだろう。日経平均の予想レンジは32600円-32800円。