ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、堅調

 22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は堅調。24時時点では149.34円と22時時点(148.73円)と比べて61銭程度のドル高水準だった。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容だったことが分かると、全般ドル買いが先行。米ミシガン大学が発表した11月消費者態度指数(確報値)が予想を上回ったことも相場の支援材料となった。併せて発表した消費者の期待インフレが予想を上回ったこともドル買いを促し、一時149.64円まで値を上げた。

 ユーロドルは軟調。24時時点では1.0873ドルと22時時点(1.0906ドル)と比べて0.0033ドル程度のユーロ安水準となった。この日発表の米経済指標が軒並み予想を上回ったことが伝わると、全般ドル買いが優勢となり一時1.0857ドルと日通し安値を更新した。

 ユーロ円は強含み。24時時点では162.42円と22時時点(162.23円)と比べて19銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの下落につれた売りが出た一方、ドル円の上昇につれた買いが入った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.02円 - 149.64円
ユーロドル:1.0857ドル - 1.0923ドル
ユーロ円:161.60円 - 162.73円


(中村)
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