ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、強含み

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は強含み。4時時点では148.34円と2時時点(147.88円)と比べて46銭程度のドル高水準。3時過ぎに発表された10年物インフレ連動債(TIPS)の入札が低調だったことで、米国債が売られ(長期金利は上昇し)た。一時4.38%台まで低下していた米10年債利回りは、4.43%台まで上昇し、ドル円も148.42円まで強含み日通し高値に面合わせした。

 ユーロドルはじり安。4時時点では1.0908ドルと2時時点(1.0923ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の上昇に連れてユーロドルも1.0903ドルまでじり安。

 ユーロ円は小高い。4時時点では161.81円と2時時点(161.53円)と比べて28銭程度のユーロ高水準。ドル相場になっているが、米金利の上昇にドル円が敏感に反応したことで、ユーロ円は小高く推移。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.15円 - 148.42円
ユーロドル:1.0903ドル - 1.0965ドル
ユーロ円:161.25円 - 162.43円


(松井)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。