ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、上値が重い

 20日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。2時時点では148.26円と24時時点(148.42円)と比べて16銭程度のドル安水準。ユーロ、ポンドや豪ドルに対してドル売り地合いが続いていることで、ドル円は上値が重い。

 ユーロドルは堅調。2時時点では1.0944ドルと24時時点(1.0940ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。引き続き日通し高値に近い水準で堅調推移。イタリアの5年債クレジット・デフォルト・スワップ(CDS、債務不履行に備える保証率)が、2カ月ぶりの水準まで低下していることなども支えになっている。
 
 ユーロ円はもみ合い。2時時点では162.26円と24時時点(162.38円)と比べて12銭程度のユーロ安水準。ドル相場となっていることで、NY入り後のユーロ円は162円前半でもみ合い。米株式市場は続伸しているが、クロス円への影響は限定的。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.10円 - 149.99円
ユーロドル:1.0898ドル - 1.0946ドル
ユーロ円:161.78円 - 163.56円


(松井)
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