ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、底堅い

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。2時時点では149.82円と24時時点(149.60円)と比べて22銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りは、時間外で4.37%台まで低下したところから一時4.46%台まで水準を切り上げた。同2年債利回りも上昇基調を強めるなかドルの買い戻しが優勢となり、1時30分過ぎには149.88円まで回復した。

 ユーロドルは上昇一服。2時時点では1.0878ドルと24時時点(1.0870ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準となった。ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けて買いが強まると1.0893ドルまで上昇。しかしながら、依然として昨日高値1.0896ドルや節目1.09ドルが目先レジスタンスとして働いた。米・中長期金利の上昇も重しとなり、一巡後は1.0870ドル台まで上値を切り下げた。

 ユーロ円は強含み。2時時点では162.98円と24時時点(162.61円)と比べて37銭程度のユーロ高水準。ニューヨーク勢参入後の買い戻しの流れが続き、163.00円まで持ち直した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.20円 - 150.78円
ユーロドル:1.0825ドル - 1.0893ドル
ユーロ円:162.16円 - 163.61円


(小針)
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