ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、軟調

 16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。24時時点では150.61円と22時時点(151.26円)と比べて65銭程度のドル安水準だった。前週分の米新規失業保険申請件数や10月米輸入物価指数が予想より弱い内容だったことが分かると米長期金利が低下し、全般ドル売りが優勢となった。24時過ぎに一時150.53円と日通し安値を更新した。

 ユーロドルは強含み。24時時点では1.0876ドルと22時時点(1.0842ドル)と比べて0.0034ドル程度のユーロ高水準となった。低調な米経済指標をきっかけに全般ドル売りが優勢になると、一時1.0883ドルと日通し高値を更新した。

 ユーロ円はじり安。24時時点では163.81円と22時時点(164.01円)と比べて20銭程度のユーロ安水準。24時前に一時163.77円と本日安値を付けた。ユーロドルの上昇につれた買いが入った半面、ドル円の下落につれた売りが出た。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.53円 - 151.43円
ユーロドル:1.0830ドル - 1.0883ドル
ユーロ円:163.77円 - 164.30円

(中村)
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