ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、底堅さ継続

 15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅さが継続された。2時時点では151.07円と24時時点(151.15円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。米長期金利が上昇幅を縮めると150.90円割れまで上値を切り下げた。その後、米10年債利回りが再び上昇に転じ、4.55%台まで上げ幅を拡大。ドル円もつれて151.09円付近まで下値を切り上げた。

 ユーロドルは買い戻し一服。2時時点では1.0852ドルと24時時点(1.0836ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準となった。ドル円と同様に米金利につれた動きとなり、1.0869ドルまで反発後に1.0850ドル割れまで下押しした。上げた場面では、時間的にロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだユーロ買いも出ていたか。

 ユーロ円はしっかり。2時時点では163.94円と24時時点(163.79円)と比べて15銭程度のユーロ高水準。リスク・オンの流れは変わらず、163.99円まで買われて2008年8月以来の高値を再び更新した。他、豪ドル円が98.56円まで上値を伸ばし、NZドル円は2015年4月以来となる91.12円まで買われた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.06円 - 151.24円
ユーロドル:1.0832ドル - 1.0886ドル
ユーロ円:163.07円 - 163.99円


(小針)
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