ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、弱含み

 14日のニューヨーク外国為替市場でドル円は弱含み。4時時点では150.53円と2時時点(150.75円)と比べて22銭程度のドル安水準だった。米・中長期金利は低下基調を維持しており、ドルの重しとなったまま。全般ドル安が進む流れに沿って日足一目均衡表・転換線150.56円を割り込み、150.49円まで日通し安値を更新した。

 ユーロドルはしっかり。4時時点では1.0870ドルと2時時点(1.0860ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準となった。米消費者物価指数(CPI)発表後からのユーロ買いドル売りが継続。一時1.0877ドルまで上昇し、9月1日高値1.0882ドルに迫った。

 ユーロ円は上昇が一服。4時時点では163.63円と2時時点(163.72円)と比べて9銭程度のユーロ安水準。2時前につけた163.82円を高値に持ち高調整と見られる売りに押された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.49円 - 151.78円
ユーロドル:1.0693ドル - 1.0877ドル
ユーロ円:162.21円 - 163.82円


(小針)
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