ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、戻り鈍い

 16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻り鈍い。4時時点では150.51円と2時時点(150.59円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。戻りは150.66円付近までとなり、その後は再び低下した米長期金利が重しとなり150.40円台まで上値を切り下げた。米金利と共に下げ止まるも、150.50円台での反発は限られた。

 ユーロ円はもみ合い。4時時点では163.44円と2時時点(163.39円)と比べて5銭程度のユーロ高水準。163.53円前後まで持ち直すも一巡後は163.40円台で様子見ムードが強まった。
 なお、WTI原油先物は一時72.10ドル台と前日比で約5.9%まで下落幅を拡大。カナダドルへの影響は限られながらも、109.29円まで日通し安値を更新した。

 ユーロドルは下げ渋り。4時時点では1.0859ドルと2時時点(1.0850ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準となった。高値1.0896ドルからの下押しは1.0847ドル付近までだった。一巡後は1.0860ドル台まで下値を切り上げている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.29円 - 151.43円
ユーロドル:1.0830ドル - 1.0896ドル
ユーロ円:163.26円 - 164.30円


(小針)
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