ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下げ幅縮小

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ幅を縮小。24時時点では149.60円と22時時点(149.37円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。22時過ぎに一時149.20円と日通し安値を付けたものの、10月米住宅着工件数/建設許可件数が予想を上回ったことが伝わると、米長期金利が上昇に転じドル買い戻しを誘った。23時30分前には149.79円付近まで下げ渋っている。

 ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0870ドルと22時時点(1.0863ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準となった。23時過ぎに一時1.0885ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.0896ドルが目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米長期金利が上昇に転じたことなども相場の重し。

 ユーロ円は24時時点では162.61円と22時時点(162.27円)と比べて34銭程度のユーロ高水準。22時前に一時162.16円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。ドル円につれた動きとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.20円 - 150.78円
ユーロドル:1.0825ドル - 1.0885ドル
ユーロ円:162.16円 - 163.61円

(中村)
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