ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、もみ合い

 20日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。4時時点では148.37円と2時時点(148.26円)と比べて11銭程度のドル高水準。3時過ぎに発表された米20年債の入札が好調だったことで、米国債が買われ(長期金利は低下し)、ドル円も148.15円前後まで弱含んだ。しかしながら、日通し安値148.10円を割り込むことができず、148円前半まで戻しもみ合い。

 ユーロドル底堅い。4時時点では1.0945ドルと2時時点(1.0944ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。2時過ぎには1.0952ドルまで上値を伸ばしたが、欧州引け後からは買いは一服した。もっとも、米長期金利の低下もあり下押しも限られ、底堅さを維持し日通し高値圏で取引されている。

 ユーロ円は小高い。4時時点では162.40円と2時時点(162.26円)と比べて14銭程度のユーロ高水準。ユーロドルが高値圏を維持し、ドル円が下げ渋ったことでユーロ円は小高く推移。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.10円 - 149.99円
ユーロドル:1.0898ドル - 1.0952ドル
ユーロ円:161.78円 - 163.56円


(松井)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。