ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、強含み

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は強含み。2時時点では147.88円と24時時点(147.53円)と比べて35銭程度のドル高水準。ロンドンフィキシングにかけてはドル買いが優勢となったが、その後も買いの勢いは弱まらず147.94円付近まで強含んだ。米10年債利回りは一時4.38%台まで低下したときもドル円は下がることがなく、本日は米金利の動向への反応が鈍い。

 ユーロドルは軟調。2時時点では1.0923ドルと24時時点(1.0953ドル)と比べて0.0030ドル程度のユーロ安水準だった。ロンドンフィキシングにかけてユーロは対ドル、対クロスともに売りが入った。その後の戻しも浅く軟調な動きで、対ドルでは1.0922ドル、対スイスフランでは0.9644フラン、対ポンドでは0.8712ポンドまでユーロ売りが進んだ。
 なお、ポンドドルは1.2530ドル台、NZドル/ドルは0.6060ドル台と、一日を通してのレンジのほぼ中心で小動きになるなど、通貨によって本日は全く方向感がなく動いている。
 
 ユーロ円はもみ合い。2時時点では161.53円と24時時点(161.59円)と比べて6銭程度のユーロ安水準。円とユーロが対ドルで同時に買われていることもあり、ユーロ円は162円半ばを中心にもみ合い。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.15円 - 148.42円
ユーロドル:1.0922ドル - 1.0965ドル
ユーロ円:161.25円 - 162.43円


(松井)
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