東京外国為替市場概況・17時 ドル円、下げ渋り

 28日午後の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。17時時点では148.51円と15時時点(148.28円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。148.16円付近まで下押す場面もあったが、欧州通貨に対してややドル買いが優勢となったことで、ドル円も下げ渋り148.50円台を回復した。

 ユーロドルは小幅安。17時時点では1.0936ドルと15時時点(1.0951ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ安水準だった。欧州参入後は売りが入り、17時前には1.0935ドルまで小幅に下値を広げた。もっとも、米10年債利回りが一時4.37%台と前日比マイナス水準まで低下したことで、下げ幅は限られた。なお、ポンドドルも1.2609ドルまで弱含んだ。

 ユーロ円はもみ合い。17時時点では162.41円と15時時点(162.38円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。ドル相場となっていることで、ユーロ円は162円前半から半ばでもみ合い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.98円 - 148.70円
ユーロドル:1.0935ドル - 1.0963ドル
ユーロ円:162.21円 - 162.95円


(松井)
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