ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、下落継続

 1日のニューヨーク外国為替市場で、ドル円は下落が継続。4時時点では146.76円と2時時点(147.00円)と比べて24銭程度のドル安水準だった。弱い米ISM製造業景況指数などを嫌気した米金利低下によるドル売り・円買いが続いた。米10年債利回りは9月8日以来、約3カ月ぶりの水準4.21%割れまで低下。ドル円は29日安値146.67円をわずかながら割り込む146.66円と、9月12日以来の安値をつけた。

 ユーロドルは底堅い。4時時点では1.0889ドルと2時時点(1.0876ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。米金利低下を受けたドル軟化を支えに、1.0893ドル前後まで戻した。

 ユーロ円は戻りが鈍い。4時時点では159.80円と2時時点(159.89円)と比べて9銭程度のユーロ安水準だった。対ドルでのユーロの戻りを一定の支えとしつつも、ドル円の下落による円買いに引っ張られ気味。11月3日以来の安値を159.71円まで更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.66円 - 148.35円
ユーロドル:1.0829ドル - 1.0913ドル
ユーロ円:159.71円 - 161.78円

(関口)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。