ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、下落幅拡大
1日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下落幅を拡大。2時時点では147.00円と24時時点(147.86円)と比べて86銭程度のドル安水準だった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が「適切であれば追加引き締めの用意がある」などと述べた後に147.84円前後へ戻した。しかし前日にもウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が「インフレ圧力が続けば再び利上げの可能性もある」などと述べるなどFRB高官のタカ派発言が伝わっていたこともあり、一層の反発を後押しするインパクトに欠けたもよう。予想を下回った11月米ISM製造業景況指数発表後の円買い・ドル売りが再び強まり、昨日安値146.85円に迫る146.86円まで下落が進んだ。
ユーロドルは下げ渋り。2時時点では1.0876ドルと24時時点(1.0858ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準だった。パウエルFRB議長の発言も支えにならず米10年債利回りが昨日のレンジ下限4.246%前後を割り込み4.236%前後まで低下。ユーロドルは1.0829ドルまで日通し安値を更新したところから、米金利低下・ドル安を受けて1.0885ドル前後まで持ち直した。
ユーロ円は下押しが進行。2時時点では159.89円と24時時点(160.50円)と比べて61銭程度のユーロ安水準だった。11月3日以来、約1カ月ぶりの安値159.80円まで下落。その後はドル円の下落とユーロドルの持ち直しに挟まれ安値圏でもみ合った。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.86円 - 148.35円
ユーロドル:1.0829ドル - 1.0913ドル
ユーロ円:159.80円 - 161.78円
(関口)
ユーロドルは下げ渋り。2時時点では1.0876ドルと24時時点(1.0858ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準だった。パウエルFRB議長の発言も支えにならず米10年債利回りが昨日のレンジ下限4.246%前後を割り込み4.236%前後まで低下。ユーロドルは1.0829ドルまで日通し安値を更新したところから、米金利低下・ドル安を受けて1.0885ドル前後まで持ち直した。
ユーロ円は下押しが進行。2時時点では159.89円と24時時点(160.50円)と比べて61銭程度のユーロ安水準だった。11月3日以来、約1カ月ぶりの安値159.80円まで下落。その後はドル円の下落とユーロドルの持ち直しに挟まれ安値圏でもみ合った。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.86円 - 148.35円
ユーロドル:1.0829ドル - 1.0913ドル
ユーロ円:159.80円 - 161.78円
(関口)