欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、伸び悩み

 8日の欧州外国為替市場でドル円は伸び悩み。22時時点では144.35円と20時時点(144.43円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが4.18%台に乗せたことで、一時144.66円まで上値を伸ばした。しかし、米11月の雇用統計の発表を控えて上値は限定的となり、144.24円前後まで反落した。

 ユーロドルは小動き。22時時点では1.0778ドルと20時時点(1.0783ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。米雇用統計の発表を控えて、NYカットオプション1.0790ドル付近で推移した。

 ユーロ円は22時時点では155.58円と20時時点(155.75円)と比べて17銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇につれる形で一時156.00円まで上値を伸ばしたものの、ドル円が伸び悩んだことで、155.56円前後まで反落した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.50円 - 144.66円
ユーロドル:1.0772ドル - 1.0801ドル
ユーロ円:153.87円 - 156.00円

(山下)
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