東京外国為替市場概況・12時 ドル円、買い一巡

 15日の東京外国為替市場でドル円は値ごろ感による買いが一巡。12時時点では142.04円とニューヨーク市場の終値(141.89円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。時間外取引において3.92%台で動意を再開した米10年債利回りは3.96%台で持ち直しの流れが一服。米金利の上昇を一因に上値を試したドル円のじり高の動きも落ち着いた。

 ユーロ円は頭打ち。12時時点では156.21円とニューヨーク市場の終値(156.00円)と比べて21銭程度のユーロ高水準だった。早朝の156.49円までの上昇一服後も盛り返す場面はあったものの高値を更新できずもみ合いに転じた。

 ユーロドルは小高い。12時時点では1.0997ドルとニューヨーク市場の終値(1.0993ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。重しだった米長期金利の上昇が一服。引き続き限定的なレンジながら一時1.0999ドルと1.1ドル目前までユーロ高・ドル安となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.83円 - 142.47円
ユーロドル:1.0977ドル - 1.0999ドル
ユーロ円:155.92円 - 156.49円

(関口)
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