東京外国為替市場概況・10時 ドル円、堅調

 15日の東京外国為替市場でドル円は堅調。10時時点では142.23円とニューヨーク市場の終値(141.89円)と比べて34銭程度のドル高水準だった。値ごろ感からの買いが出ている中で、時間外の米10年債利回りが3.95%台まで上昇したことが支えとなり142.47円まで一時上値を広げ堅調推移。もっとも。東京仲値通過後は買いの勢いは弱まっている。

 ユーロドルは小安い。10時時点では1.0983ドルとニューヨーク市場の終値(1.0993ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の上昇に連れて1.0977ドルまで小幅にユーロ売り・ドル買いが進んだ。

 ユーロ円はじり高。10時時点では156.21円とニューヨーク市場の終値(156.00円)と比べて21銭程度のユーロ高水準だった。日経平均をはじめアジア・オセアニア株が堅調な動きを見せていることあり、昨日高値を上抜け156.49円までじり高。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.83円 - 142.47円
ユーロドル:1.0977ドル - 1.0997ドル
ユーロ円:155.92円 - 156.49円


(松井)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。