東京外国為替市場概況・15時 ドル円、下値を広げる

 28日午後の東京外国為替市場でドル円は下値を広げる。15時時点では141.15円と12時時点(141.41円)と比べて26銭程度のドル安水準だった。時間外の米10年債利回りや本邦債券・株価市場などは午前中とほぼ変わらない水準で落ち着いた動きとなっているが、ドル円の上値の重さは変わらず、15時過ぎには141.10円まで下値を広げた。

 ユーロドルは小動き。15時時点では1.1109ドルと12時時点(1.1118ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の売りで上値は抑えられているが、小幅な値動きに終始。

 ユーロ円は弱含み。15時時点では156.82円と12時時点(157.23円)と比べて41銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が下値を広げるとユーロ円も連れ安になり、15時過ぎには156.77円まで弱含んだ。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.10円 - 141.83円
ユーロドル:1.1101ドル - 1.1123ドル
ユーロ円:156.77円 - 157.52円

(松井)
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